大鏡『東風吹かば』~菅原道真の左遷~2

「黒=原文」・「赤=解説」「青=現代語訳」「緑=そのほかのポイント」

帝の怒りがいかに激しかったか」と「菅原道真の悲しみのほど」を読み取ろう

この大臣おとど、子どもあまた おはせ に、

この大臣には、子供がたくさんいらっしゃったが

おんなぎみたちは婿むこ取り、おとこぎみたちは皆、ほどほどにつけて位どもおはせ を、

娘たちは結婚し、息子たちはみな、年齢や才能に応じて官位がおありだったが、

それもみなかたがた流さ れ 給ひ てかなしきに、

その子たちも皆あちこちに流されなさって悲しい上に、

大臣が大宰府に行かされると、島ではないのですが実質的に流刑に等しい待遇を受けることになりました。大宰府には最高官である太宰帥の下に権帥という職がありました。これは有名無実の名ばかりの役職で、京で大臣が罪を犯した時は、この太宰権帥に任ぜられて九州へ送られ、実質的に幽閉される事になったのです。 菅原道真も右大臣を罷免され、太宰権帥に左遷されて太宰府に送られると、榎寺という寺院に幽閉されました。

幼くおはし ける男君・女君たち慕ひ泣きておはし けれ ば、 

幼くておられた息子・娘たちは、慕って泣いていらっしゃったので、

「小さきはあへ   。」と、

「幼い子はしかたがない。」と、

一緒に連れていくこと。お情けをかけてくれたのですね。ちなみに朝廷の決定です。

おほやけも許さ 給ひ   かし

朝廷もお許しになったことだよ。

帝の御おきて、きはめてあやにくに おはしませ ば、

帝のご処置は、たいそう厳しくございましたので、

この御子みこどもを、同じ方につかはさ ざり けり

このお子様たちを、同じ方面にお送りにはならなかった

以下のサイトなどを参考に考えてみました。
「期待していたのに裏切られたから」「道真の能力が疎ましかったから」「単に機嫌が悪かったから」などの見解が示されました。

「機嫌が悪かった」というのは、思わず笑いが出てしそうな見解ですが、割と深刻で、絶対権力者の機嫌を損ねると命をなくすことも歴史上、たくさんの例があります。現代日本はそんなことが起こりにくい世の中に見えますが、実際のところはどうなんでしょうね。

菅原道真はなぜ大宰府に左遷されたのか?また天神様になったのはなぜ?
菅原道真と言えば、今では「学問の神様」「天神様」として親しまれていますが、なぜ大宰府に流されたのでしょうか?ま…

すごくわかりやすそうなサイトを発見。文字情報だけでは内容理解が追い付かないなという人におすすめ?

漫画だからデフォルメされたり極端に描いてわかりやすさをねらったり、誇張されたりしているところがあるけど、それを意識しながら読んでみてください!

まんが日本史ブギウギ第48話 道真は大宰府左遷をどう思っていた?
阿 ...
火雷天気毒王の降臨!清涼殿で藤原の微妙キャラを焼き、そして……
宇 ...

(ここから、道真が京都を離れるときの気持ちが語られます。)

かたがたにいとかなしくておぼ御前おまえの梅の花を御覧じて、

あれこれとたいそう悲しく思いなさって、お庭の梅の花をご覧になって、(和歌をお詠みになった)

「かなし」は「愛し」と「悲し」。一説によると、日本史のある時期、愛しすぎて失ったときに悲しくなるから悲しいの意味に転じたとか。

リンクは「かなし」の意味の違いについてまとめた論文です。興味ある人は一読してみください。

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://core.ac.uk/download/pdf/230140108.pdf

東風こち吹か  にほひおこせよ  梅の花 あるじなしとて 春を忘るな

東から風が吹くならば、花の香り送り届けてくれ。梅の花よ、主人がいないからといって、春を忘れるなよ。

家に呼びかけるもの悲しさ。大宰府に行っても京都の庭の梅の花のにおいをこそ、嗅ぎながら春の訪れを感じたいのだというところから、大宰府の春ではなく、京都の春を恋しがる気持ちが読み取れます。この地に対する強い未練が感じられます。

梅の花が京都で咲いていることから歌が詠まれた季節まで想起することができますね。

【東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ】徹底解説!!意味や表現技法・句切れなど
この「東風吹かば…」から始まる歌、とても有名な和歌です。「教科書やテレビで聞いたことがあるよ」という人も多いのではないでしょうか?   そのため短歌をたしなむ第一歩としても、学ぶことをおすすめで

また、ていの帝に聞こえさせ 給ふ

また、亭子の帝に申し上げなさった歌、

流れゆく  われはくずと  なり果て   しがらみと  なりてとどめよ

 流されていく私は水中のごみのように成り果ててしまった。我が君よ、しがらみとなって私を引き止めてください。

元上司で自分を取り上げてくれた宇多上皇に対して、救いを求める未練の歌。

ただのゴミではなく、「水屑」とすることで自分の思い通りにはいかぬ、水の流れに翻弄されるかのように道真は当時の状況を感じていると捉えられます

また、法皇に対し、命令形でのお願いをしたり、法皇を「しがらみ」に喩えるような和歌を詠むあたりに、道真の必死さと余裕のなさを感じてしまいます。

なきことにより、かく 罪せ られ 給ふを、かしこく 思し嘆きて、

無実の罪によって、このように処罰されなさるのを、非常にお嘆きになって

やがて山崎にて出家せ しめ 給ひて、

すぐに山崎で出家なさって、

大宰府までの距離を比べたら、本当にスグの距離。

Google マップ

都遠くなるままに、あはれに心細く思さ て、

都が遠くなるにつれて、しみじみと心細くお思いになって、(和歌をお詠みになり、)

君が住む  宿のこずえを  ゆくゆくと  隠るるまで  返り見   

あなたが住んでいる家の梢を、道を行きながら、隠れて見えなくなるまで振り返って見たことだよ。

京都に残る妻にむけた歌です。後ろ髪惹かれる気持ちが込められています。

また、はりの国に おはしまし着き て、明石あかしの駅といふ所に御宿り  しめ 給ひて、

また、播磨の国にご到着になって、明石の駅という所にお泊まりなさって、

駅の長のいみじく思へ 気色けしき御覧じて、作らしめ 給ふからうた、いとかなし。

(そこの)駅長がひどく悲しく思っている様子をご覧になって、お作りになった漢詩は、たいそう悲しい。

駅長莫カレクコト変改

えきちょうおどろくことかれときへんがい

禁止。「 ~(する)(こと)莫かれ」、「 ~してはならない」

駅長よ、時の移り変わりを驚いてはいけない。

一栄一落春秋

いちえいいちらくしゅんじゅう

人間の栄枯盛衰は、春に花咲き、秋に葉を落とすという時の移り変わりと同じ、(この世の定め)なのだから。

家に対する未練>法皇に対する陳情>都を離れがたいという思いから、「諦観」ともいえる諦めの気持ちに道真の気持ちがなってしまっているところにあると言われています。皆さんはどう思いましたか?

※漢詩とはいっても唐詩の形式は取っていませんね。「〇言なんとか」っていうのはないです。

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大鏡「東風吹かば」

大鏡「東風吹かば」2

大鏡「東風吹かば」に関する文法、現代語訳の問題を出題します。

1 / 7

「この大臣(菅原道真)、子どもあまたおはせしに、」の「おはせ」は誰に対する敬意が込められていますか?

2 / 7

「それもみなかたがたに流さ給ひてかなしきに、」の「れ」の意味はなんでしょうか?

3 / 7

幼くおはしける男君・女君たち慕ひ泣きておはしければ、」で「おはし」には誰に対する敬意が込められていますか?

4 / 7

「小さきはあへなむ。」の「あへなむ」を文法的に説明したものとして適当なものはどれですか?

5 / 7

小さきはあへなむ。」の現代語訳として適切なものはどれでしょう?

6 / 7

帝の御掟、きはめてあやにくにおはしませば、」の現代語訳として適切なものを答えましょう。

7 / 7

遣はさざりけり。」で、「遣わさ」には作者から誰に対する敬意が込められていますか?

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大鏡『東風吹かば』~菅原道真の左遷~1

重要文法(「し」の識別

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39

「し」の識別を練習しよう

■「し」が連用形の場合

・サ行変格活用動詞「す」の連用形

・サ行四段活用動詞「~す」の連用形活用語尾

■「し」が終止形の場合

・形容詞「~し」の終止形活用語尾

・助動詞「らし」「まほし「ごとし」「べし」等の一部

■「し」が連体形の場合

・過去の助動詞「き」の連体形

■「し」が活用しない場合

・強意の副助詞「し」

※例外あり

1 / 11

1. 式部の丈夫などいひがせしなり。

■「し」が連用形の場合

・サ行変格活用動詞「す」の連用形

・サ行四段活用動詞「~す」の連用形活用語尾

■「し」が終止形の場合

・形容詞「~し」の終止形活用語尾

・助動詞「らし」「まほし「ごとし」「べし」等の一部

■「し」が連体形の場合

・過去の助動詞「き」の連体形

■「し」が活用しない場合

・強意の副助詞「し」

※例外あり

2 / 11

2. 音に聞き猫又、

■「し」が連用形の場合

・サ行変格活用動詞「す」の連用形

・サ行四段活用動詞「~す」の連用形活用語尾

■「し」が終止形の場合

・形容詞「~し」の終止形活用語尾

・助動詞「らし」「まほし「ごとし」「べし」等の一部

■「し」が連体形の場合

・過去の助動詞「き」の連体形

■「し」が活用しない場合

・強意の副助詞「し」

※例外あり

3 / 11

3. 人の(注文して)書かする仏もおはけり。

■「し」が連用形の場合

・サ行変格活用動詞「す」の連用形

・サ行四段活用動詞「~す」の連用形活用語尾

■「し」が終止形の場合

・形容詞「~し」の終止形活用語尾

・助動詞「らし」「まほし「ごとし」「べし」等の一部

■「し」が連体形の場合

・過去の助動詞「き」の連体形

■「し」が活用しない場合

・強意の副助詞「し」

※例外あり

4 / 11

4. あはれ、つるせうとくかな。

■「し」が連用形の場合

・サ行変格活用動詞「す」の連用形

・サ行四段活用動詞「~す」の連用形活用語尾

■「し」が終止形の場合

・形容詞「~し」の終止形活用語尾

・助動詞「らし」「まほし「ごとし」「べし」等の一部

■「し」が連体形の場合

・過去の助動詞「き」の連体形

■「し」が活用しない場合

・強意の副助詞「し」

5 / 11

5. 琴をほのかにかきなら給ふ。

■「し」が連用形の場合

・サ行変格活用動詞「す」の連用形

・サ行四段活用動詞「~す」の連用形活用語尾

■「し」が終止形の場合

・形容詞「~し」の終止形活用語尾

・助動詞「らし」「まほし「ごとし」「べし」等の一部

■「し」が連体形の場合

・過去の助動詞「き」の連体形

■「し」が活用しない場合

・強意の副助詞「し」

※例外あり

6 / 11

6. 雪のこと何とも言はざり返り事に、

■「し」が連用形の場合

・サ行変格活用動詞「す」の連用形

・サ行四段活用動詞「~す」の連用形活用語尾

■「し」が終止形の場合

・形容詞「~し」の終止形活用語尾

・助動詞「らし」「まほし「ごとし」「べし」等の一部

■「し」が連体形の場合

・過去の助動詞「き」の連体形

■「し」が活用しない場合

・強意の副助詞「し」

※例外あり

7 / 11

7. かづけ物どもをさへて、

■「し」が連用形の場合

・サ行変格活用動詞「す」の連用形

・サ行四段活用動詞「~す」の連用形活用語尾

■「し」が終止形の場合

・形容詞「~し」の終止形活用語尾

・助動詞「らし」「まほし「ごとし」「べし」等の一部

■「し」が連体形の場合

・過去の助動詞「き」の連体形

■「し」が活用しない場合

・強意の副助詞「し」

※例外あり

8 / 11

8. はるばるきぬる旅をぞ思ふ

■「し」が連用形の場合

・サ行変格活用動詞「す」の連用形

・サ行四段活用動詞「~す」の連用形活用語尾

■「し」が終止形の場合

・形容詞「~し」の終止形活用語尾

・助動詞「らし」「まほし「ごとし」「べし」等の一部

■「し」が連体形の場合

・過去の助動詞「き」の連体形

■「し」が活用しない場合

・強意の副助詞「し」

※例外あり

9 / 11

9. 川の中より抱き起こたれば、

■「し」が連用形の場合

・サ行変格活用動詞「す」の連用形

・サ行四段活用動詞「~す」の連用形活用語尾

■「し」が終止形の場合

・形容詞「~し」の終止形活用語尾

・助動詞「らし」「まほし「ごとし」「べし」等の一部

■「し」が連体形の場合

・過去の助動詞「き」の連体形

■「し」が活用しない場合

・強意の副助詞「し」

※例外あり

10 / 11

10. 思ひけるころも、ある所にて、

■「し」が連用形の場合

・サ行変格活用動詞「す」の連用形

・サ行四段活用動詞「~す」の連用形活用語尾

■「し」が終止形の場合

・形容詞「~し」の終止形活用語尾

・助動詞「らし」「まほし「ごとし」「べし」等の一部

■「し」が連体形の場合

・過去の助動詞「き」の連体形

■「し」が活用しない場合

・強意の副助詞「し」

※例外あり

11 / 11

11. おぼつかなとぞ思ふなる。

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重要文法(「す」「さす」「しむ」の識別

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102

「す」「さす」「しむ」の識別

「せ」の識別に関連して。やってみましょう!

・下に尊敬の語がない→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がある→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がない→『尊敬』

1 / 11

君も臣も大きに騒がおはします。

・下に尊敬の語がない→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がある→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がない→『尊敬』

2 / 11

御簾を高くあげたれば、(中宮様は)笑はたまふ。

・下に尊敬の語がない→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がある→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がない→『尊敬』

3 / 11

「誰ぞ」と侍女に問はすれば、この男の声にて、

・下に尊敬の語がない→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がある→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がない→『尊敬』

4 / 11

(中納言は)男どもの中に交じりて、夜を昼になして(子安貝を)取らしめ給ふ。

・下に尊敬の語がない→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がある→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がない→『尊敬』

5 / 11

帝おりさせ給ひぬれば、東宮位につか給ひぬ。

・下に尊敬の語がない→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がある→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がない→『尊敬』

6 / 11

人を苦しめ、法を犯さしめて

・下に尊敬の語がない→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がある→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がない→『尊敬』

7 / 11

(私が女官に)御格子をあげさせて、

・下に尊敬の語がない→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がある→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がない→『尊敬』

8 / 11

(御琴を)このかたに心得たる人々に弾か給ふ。

・下に尊敬の語がない→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がある→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がない→『尊敬』

9 / 11

随身にうたは給ふ。

・下に尊敬の語がない→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がある→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がない→『尊敬』

10 / 11

御門きこしめして、竹取が家に御使いつかはさたまふ。

・下に尊敬の語がない→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がある→『使役』

・下に尊敬の語があり、「○○に」がない→『尊敬』

11 / 11

おほやけも行幸せしめ給ふ。

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重要文法(「る」の識別

68

「る」「れ」の識別

受身・可能・自発・尊敬の助動詞「る」、完了、存続の助動詞「り」の可能性があります。

打消し表現ですね。

1 / 14

恐ろしくていも寝らず。

2 / 14

よき人はひとへに好けさまにも見えず

3 / 14

なほこそ国の方は見やら

4 / 14

人にあなづらるるもの。築地の崩れ。

5 / 14

犬どもの、出で来て、ののしるも、いと恐ろしく、

原則から外れるやつです。つまり?

6 / 14

冬はいかなるところにも住ま

7 / 14

おほかた会へ者なし。

8 / 14

船子・かぢとりは船歌うたひて、何とも思へず。

9 / 14

なきことにより、かく罪せられ給ふを、

10 / 14

おもしろきことどもぞまじれ

11 / 14

験あらん僧たち、祈り試みられよ

12 / 14

ありがたきもの、舅にほめらるる婿。

13 / 14

ほととぎす鳴きつる方をながむればただ有明けの月ぞ残れ

14 / 14

中垣こそあれ、一つの家のやうなれば、望みて預かれなり。

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重要文法(「に」の識別

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86

「に」の識別

古典文法出題率ベスト3!

1位 完了の助動詞「ぬ」の連用形 … にき・にけりの形。ナ変型の活用の確認を。
2位 断定の助動詞「なり」の連用形 … に…ありの形。
==ここから上がとくに重要。深く学ぶ必要あり==
3位 形容動詞(ナリ活用)の連用形の活用語尾 … 状態・性質を表す語(例「あはれに」)
4位 格助詞の「に」→ 「山に向かいて」のように、英語の前置詞のイメージ。
5位 接続助詞の「に」→ 「神仏かみほとけにいのるに、」のように、読点の前が基本。
==3~5位も重要だがシンプル。まずは上に書いてあることを押さえる。==
6位 ナ変動詞 死ぬ・往ぬ・去ぬの連用形の活用語尾 → 見て動詞と分かり誤答しにくい
7位 副詞の一部(さらに、まさに、げに、だに)→ 重要な副詞の暗記がカギ
==6位は誤答しにくいし、11位はさっと副詞を見直せばよい==

1 / 10

やがて往けり。

1位 完了の助動詞「ぬ」の連用形 … にき・にけりの形。ナ変型の活用の確認を。
2位 断定の助動詞「なり」の連用形 … に…ありの形。
==ここから上がとくに重要。深く学ぶ必要あり==
3位 形容動詞(ナリ活用)の連用形の活用語尾 … 状態・性質を表す語(例「あはれに」)
4位 格助詞の「に」→ 「山に向かいて」のように、英語の前置詞のイメージ。
5位 接続助詞の「に」→ 「神仏かみほとけにいのるに、」のように、読点の前が基本。
==3~5位も重要だがシンプル。まずは上に書いてあることを押さえる。==
6位 ナ変動詞 死ぬ・往ぬ・去ぬの連用形の活用語尾 → 見て動詞と分かり誤答しにくい
7位 副詞の一部(さらに、まさに、げに、だに)→ 重要な副詞の暗記がカギ
==6位は誤答しにくいし、26位はさっと副詞を見直せばよい==

2 / 10

かくて、翁やうやう豊かなりゆく。

3 / 10

雪の降りけり。

1位 完了の助動詞「ぬ」の連用形 … にき・にけりの形。ナ変型の活用の確認を。
2位 断定の助動詞「なり」の連用形 … に…ありの形。
==ここから上がとくに重要。深く学ぶ必要あり==
3位 形容動詞(ナリ活用)の連用形の活用語尾 … 状態・性質を表す語(例「あはれに」)
4位 格助詞の「に」→ 「山に向かいて」のように、英語の前置詞のイメージ。
5位 接続助詞の「に」→ 「神仏かみほとけにいのるに、」のように、読点の前が基本。
==3~5位も重要だがシンプル。まずは上に書いてあることを押さえる。==
6位 ナ変動詞 死ぬ・往ぬ・去ぬの連用形の活用語尾 → 見て動詞と分かり誤答しにくい
7位 副詞の一部(さらに、まさに、げに、だに)→ 重要な副詞の暗記がカギ
==6位は誤答しにくいし、10位はさっと副詞を見直せばよい==

4 / 10

なつかしげ見る。

1位 完了の助動詞「ぬ」の連用形 … にき・にけりの形。ナ変型の活用の確認を。
2位 断定の助動詞「なり」の連用形 … に…ありの形。
==ここから上がとくに重要。深く学ぶ必要あり==
3位 形容動詞(ナリ活用)の連用形の活用語尾 … 状態・性質を表す語(例「あはれに」)
4位 格助詞の「に」→ 「山に向かいて」のように、英語の前置詞のイメージ。
5位 接続助詞の「に」→ 「神仏かみほとけにいのるに、」のように、読点の前が基本。
==3~5位も重要だがシンプル。まずは上に書いてあることを押さえる。==
6位 ナ変動詞 死ぬ・往ぬ・去ぬの連用形の活用語尾 → 見て動詞と分かり誤答しにくい
7位 副詞の一部(さらに、まさに、げに、だに)→ 重要な副詞の暗記がカギ
==6位は誤答しにくいし、21位はさっと副詞を見直せばよい==

5 / 10

晦日の夜、いたう闇き松どもともして、

1位 完了の助動詞「ぬ」の連用形 … にき・にけりの形。ナ変型の活用の確認を。
2位 断定の助動詞「なり」の連用形 … に…ありの形。
==ここから上がとくに重要。深く学ぶ必要あり==
3位 形容動詞(ナリ活用)の連用形の活用語尾 … 状態・性質を表す語(例「あはれに」)
4位 格助詞の「に」→ 「山に向かいて」のように、英語の前置詞のイメージ。
5位 接続助詞の「に」→ 「神仏かみほとけにいのるに、」のように、読点の前が基本。
==3~5位も重要だがシンプル。まずは上に書いてあることを押さえる。==
6位 ナ変動詞 死ぬ・往ぬ・去ぬの連用形の活用語尾 → 見て動詞と分かり誤答しにくい
7位 副詞の一部(さらに、まさに、げに、だに)→ 重要な副詞の暗記がカギ
==6位は誤答しにくいし、23位はさっと副詞を見直せばよい==

6 / 10

おのが身はこの国の人もあらず、

1位 完了の助動詞「ぬ」の連用形 … にき・にけりの形。ナ変型の活用の確認を。
2位 断定の助動詞「なり」の連用形 … に…ありの形。
==ここから上がとくに重要。深く学ぶ必要あり==
3位 形容動詞(ナリ活用)の連用形の活用語尾 … 状態・性質を表す語(例「あはれに」)
4位 格助詞の「に」→ 「山に向かいて」のように、英語の前置詞のイメージ。
5位 接続助詞の「に」→ 「神仏かみほとけにいのるに、」のように、読点の前が基本。
==3~5位も重要だがシンプル。まずは上に書いてあることを押さえる。==
6位 ナ変動詞 死ぬ・往ぬ・去ぬの連用形の活用語尾 → 見て動詞と分かり誤答しにくい
7位 副詞の一部(さらに、まさに、げに、だに)→ 重要な副詞の暗記がカギ
==6位は誤答しにくいし、12位はさっと副詞を見直せばよい==

7 / 10

入りき。

1位 完了の助動詞「ぬ」の連用形 … にき・にけりの形。ナ変型の活用の確認を。
2位 断定の助動詞「なり」の連用形 … に…ありの形。
==ここから上がとくに重要。深く学ぶ必要あり==
3位 形容動詞(ナリ活用)の連用形の活用語尾 … 状態・性質を表す語(例「あはれに」)
4位 格助詞の「に」→ 「山に向かいて」のように、英語の前置詞のイメージ。
5位 接続助詞の「に」→ 「神仏かみほとけにいのるに、」のように、読点の前が基本。
==3~5位も重要だがシンプル。まずは上に書いてあることを押さえる。==
6位 ナ変動詞 死ぬ・往ぬ・去ぬの連用形の活用語尾 → 見て動詞と分かり誤答しにくい
7位 副詞の一部(さらに、まさに、げに、だに)→ 重要な副詞の暗記がカギ
==6位は誤答しにくいし、9位はさっと副詞を見直せばよい==

8 / 10

うつくし。

1位 完了の助動詞「ぬ」の連用形 … にき・にけりの形。ナ変型の活用の確認を。
2位 断定の助動詞「なり」の連用形 … に…ありの形。
==ここから上がとくに重要。深く学ぶ必要あり==
3位 形容動詞(ナリ活用)の連用形の活用語尾 … 状態・性質を表す語(例「あはれに」)
4位 格助詞の「に」→ 「山に向かいて」のように、英語の前置詞のイメージ。
5位 接続助詞の「に」→ 「神仏かみほとけにいのるに、」のように、読点の前が基本。
==3~5位も重要だがシンプル。まずは上に書いてあることを押さえる。==
6位 ナ変動詞 死ぬ・往ぬ・去ぬの連用形の活用語尾 → 見て動詞と分かり誤答しにくい
7位 副詞の一部(さらに、まさに、げに、だに)→ 重要な副詞の暗記がカギ
==6位は誤答しにくいし、26位はさっと副詞を見直せばよい==

9 / 10

かくて、翁やうやう豊かなりゆく。

1位 完了の助動詞「ぬ」の連用形 … にき・にけりの形。ナ変型の活用の確認を。
2位 断定の助動詞「なり」の連用形 … に…ありの形。
==ここから上がとくに重要。深く学ぶ必要あり==
3位 形容動詞(ナリ活用)の連用形の活用語尾 … 状態・性質を表す語(例「あはれに」)
4位 格助詞の「に」→ 「山に向かいて」のように、英語の前置詞のイメージ。
5位 接続助詞の「に」→ 「神仏かみほとけにいのるに、」のように、読点の前が基本。
==3~5位も重要だがシンプル。まずは上に書いてあることを押さえる。==
6位 ナ変動詞 死ぬ・往ぬ・去ぬの連用形の活用語尾 → 見て動詞と分かり誤答しにくい
7位 副詞の一部(さらに、まさに、げに、だに)→ 重要な副詞の暗記がカギ
==6位は誤答しにくいし、24位はさっと副詞を見直せばよい==

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具して往けり。

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重要文法(「なむ」の識別

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「なむ」の識別

大学入試頻出語、「なむ」の識別の練習問題です。ヒントもあります。

不明な問題はサイトのコメント欄に質問として記述してください!

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞~
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が未然形であれば、①終助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連体形であれば、②係助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連用形であれば、③『完了・強意』の助動詞「ぬ」の未然形+『推量・意志』の助動詞「む」です。

 

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞以外~
  • 「なむ」の「な」が動詞の一部である場合、④ナ変動詞の未然形活用語尾+『推量・意志』の助動詞「む」です。
  • 「なむ」の前の語が形容詞の連用形「~く」「~しく」形容動詞の連用形「~に」『打消』の助動詞の連用形「ず」の場合体言(名詞)・副詞・助詞の場合、「なむ」は②係助詞「なむ」です。

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「鬼なむ往ぬる。」の「なむ」の説明として正しいものはどれですか?

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞~
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が未然形であれば、①終助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連体形であれば、②係助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連用形であれば、③『完了・強意』の助動詞「ぬ」の未然形+『推量・意志』の助動詞「む」です。

 

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞以外~
  • 「なむ」の「な」が動詞の一部である場合、④ナ変動詞の未然形活用語尾+『推量・意志』の助動詞「む」です。
  • 「なむ」の前の語が形容詞の連用形「~く」「~しく」形容動詞の連用形「~に」『打消』の助動詞の連用形「ず」の場合体言(名詞)・副詞・助詞の場合、「なむ」は②係助詞「なむ」です。

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「めでたかりなむ。」の「なむ」の説明として正しいものはどれですか?

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞~
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が未然形であれば、①終助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連体形であれば、②係助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連用形であれば、③『完了・強意』の助動詞「ぬ」の未然形+『推量・意志』の助動詞「む」です。

 

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞以外~
  • 「なむ」の「な」が動詞の一部である場合、④ナ変動詞の未然形活用語尾+『推量・意志』の助動詞「む」です。
  • 「なむ」の前の語が形容詞の連用形「~く」「~しく」形容動詞の連用形「~に」『打消』の助動詞の連用形「ず」の場合体言(名詞)・副詞・助詞の場合、「なむ」は②係助詞「なむ」です。

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「鬼往ななむ。」の「なむ」の説明として正しいものはどれですか?

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞~
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が未然形であれば、①終助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連体形であれば、②係助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連用形であれば、③『完了・強意』の助動詞「ぬ」の未然形+『推量・意志』の助動詞「む」です。

 

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞以外~
  • 「なむ」の「な」が動詞の一部である場合、④ナ変動詞の未然形活用語尾+『推量・意志』の助動詞「む」です。
  • 「なむ」の前の語が形容詞の連用形「~く」「~しく」形容動詞の連用形「~に」『打消』の助動詞の連用形「ず」の場合体言(名詞)・副詞・助詞の場合、「なむ」は②係助詞「なむ」です。

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「花咲きなむ。」の「なむ」の説明として正しいものはどれですか?

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞~
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が未然形であれば、①終助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連体形であれば、②係助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連用形であれば、③『完了・強意』の助動詞「ぬ」の未然形+『推量・意志』の助動詞「む」です。

 

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞以外~
  • 「なむ」の「な」が動詞の一部である場合、④ナ変動詞の未然形活用語尾+『推量・意志』の助動詞「む」です。
  • 「なむ」の前の語が形容詞の連用形「~く」「~しく」形容動詞の連用形「~に」『打消』の助動詞の連用形「ず」の場合体言(名詞)・副詞・助詞の場合、「なむ」は②係助詞「なむ」です。

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「法師の「髪長くならなむと念せば、長くなりなむ」となむ。」の「なむ」の説明として正しいものはどれですか?

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞~
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が未然形であれば、①終助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連体形であれば、②係助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連用形であれば、③『完了・強意』の助動詞「ぬ」の未然形+『推量・意志』の助動詞「む」です。

 

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞以外~
  • 「なむ」の「な」が動詞の一部である場合、④ナ変動詞の未然形活用語尾+『推量・意志』の助動詞「む」です。
  • 「なむ」の前の語が形容詞の連用形「~く」「~しく」形容動詞の連用形「~に」『打消』の助動詞の連用形「ず」の場合体言(名詞)・副詞・助詞の場合、「なむ」は②係助詞「なむ」です。

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「花なむ咲く。」の「なむ」の説明として正しいものはどれですか?

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞~
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が未然形であれば、①終助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連体形であれば、②係助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連用形であれば、③『完了・強意』の助動詞「ぬ」の未然形+『推量・意志』の助動詞「む」です。

 

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞以外~
  • 「なむ」の「な」が動詞の一部である場合、④ナ変動詞の未然形活用語尾+『推量・意志』の助動詞「む」です。
  • 「なむ」の前の語が形容詞の連用形「~く」「~しく」形容動詞の連用形「~に」『打消』の助動詞の連用形「ず」の場合体言(名詞)・副詞・助詞の場合、「なむ」は②係助詞「なむ」です。

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「鬼往になむ」の「なむ」の説明として正しいものはどれですか?

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞~
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が未然形であれば、①終助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連体形であれば、②係助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連用形であれば、③『完了・強意』の助動詞「ぬ」の未然形+『推量・意志』の助動詞「む」です。

 

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞以外~
  • 「なむ」の「な」が動詞の一部である場合、④ナ変動詞の未然形活用語尾+『推量・意志』の助動詞「む」です。
  • 「なむ」の前の語が形容詞の連用形「~く」「~しく」形容動詞の連用形「~に」『打消』の助動詞の連用形「ず」の場合体言(名詞)・副詞・助詞の場合、「なむ」は②係助詞「なむ」です。

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「めでたくなむ。」の「なむ」の説明として正しいものはどれですか?

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞~
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が未然形であれば、①終助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連体形であれば、②係助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連用形であれば、③『完了・強意』の助動詞「ぬ」の未然形+『推量・意志』の助動詞「む」です。

 

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞以外~
  • 「なむ」の「な」が動詞の一部である場合、④ナ変動詞の未然形活用語尾+『推量・意志』の助動詞「む」です。
  • 「なむ」の前の語が形容詞の連用形「~く」「~しく」形容動詞の連用形「~に」『打消』の助動詞の連用形「ず」の場合体言(名詞)・副詞・助詞の場合、「なむ」は②係助詞「なむ」です。

9 / 10

「法師の「髪長くならなむと念せば、長くなりなむ」となむ。」の「なむ」の説明として正しいものはどれですか?

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞~
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が未然形であれば、①終助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連体形であれば、②係助詞「なむ」です。
  • 「なむ」の直前の動詞の活用が連用形であれば、③『完了・強意』の助動詞「ぬ」の未然形+『推量・意志』の助動詞「む」です。

 

「なむ」の識別 ~直前の語が動詞以外~
  • 「なむ」の「な」が動詞の一部である場合、④ナ変動詞の未然形活用語尾+『推量・意志』の助動詞「む」です。
  • 「なむ」の前の語が形容詞の連用形「~く」「~しく」形容動詞の連用形「~に」『打消』の助動詞の連用形「ず」の場合体言(名詞)・副詞・助詞の場合、「なむ」は②係助詞「なむ」です。

10 / 10

「鬼往なむ。」の「なむ」の説明として正しいものはどれですか?

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重要文法(句切れの見分け方)体言については、文意がつながる場合には句切れと見なさないこともあります。注意。

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40

和歌の句切れを選ぼう

複数ある場合もあるので注意。

和歌の句切れの5パターン

終止形
命令形
終助詞
係り結び
倒置を伴う体言止め

1 / 10

1. 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 浪こさじとは

和歌の句切れの5パターン

終止形
命令形
終助詞
係り結び
倒置を伴う体言止め

2 / 10

2. 立別れ いなばの山の 嶺におふる まつとし聞かば 今帰り来む

和歌の句切れの5パターン

終止形
命令形
終助詞
係り結び
倒置を伴う体言止め

3 / 10

3. 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色はかはらず

和歌の句切れの5パターン

終止形
命令形
終助詞
係り結び
倒置を伴う体言止め

4 / 10

4. 流れゆく われは水屑と なり果てぬ  君しがらみと なりてとどめよ

和歌の句切れの5パターン

終止形
命令形
終助詞
係り結び
倒置を伴う体言止め

5 / 10

5. わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり

和歌の句切れの5パターン

終止形
命令形
終助詞
係り結び
倒置を伴う体言止め

6 / 10

6. 花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに

和歌の句切れの5パターン

終止形
命令形
終助詞
係り結び
倒置を伴う体言止め

7 / 10

7. 君が住む 宿の梢こずえを ゆくゆくと 隠るるまでも 返り見しはや

和歌の句切れの5パターン

終止形
命令形
終助詞
係り結び
倒置を伴う体言止め

8 / 10

8. 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山

和歌の句切れの5パターン

終止形
命令形
終助詞
係り結び
倒置を伴う体言止め

9 / 10

9. もろともに あはれと思へ 山ざくら 花よりほかに 知る人もなし

和歌の句切れの5パターン

終止形
命令形
終助詞
係り結び
倒置を伴う体言止め

10 / 10

10. 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする

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